当社の目指す企業風土
「全員参加型経営」と「主体性を発揮する文化」です。
現在のこの多様性の社会においては、経営者やリーダーは市場、お客様、現場の奥に隠れている真実をなかなか把握することができません。従って、個々のお客様の高いレベルでの満足を得るためには、市場、お客様、製品の最も近くにいる最先端の担当者が自分たちで確認し、自分たちで考え、自分たちで判断し、自分たちで即実行していかなければなりません。より正確な情報に基づいた、より深い真実に迫る必要があるのです。
主体性を重んじて、担当者の裁量に任せるためには、各担当者がバラバラに動かないように会社の目的と目標はしっかりと共有し、上司に対するホウレンソウダ(報告・連絡・相談・打診)をしっかり実行していただくことが必要です。
当社の取り組み
会社は経営をオープンにして透明性を高め、社員に様々な意見を出してもらえる場を提供して、そこで得られた意見を積極的に取り入れます。
社員の経営への参加を通じて全員の力が一つの方向へそろった時に組織力は大きく発揮できるのです。
成果主義の失敗や合理主義経営の衰退、外発的動機(指示、命令、地位、金銭)の限界事例を見るまでもなく、管理型経営では経営そのものが行き詰ることは明らかです。社員の皆さんに活き活きと働いてもらえるような会社にすることが21世紀の最先端の経営です。
仕事がよりやり易くなる。職場環境がより良くなる。会社がより楽しくなる。お互いの関係性がより良くなる。そんな知恵を全社員で出しあっていきましょう。
皆さんに主体性を発揮していただき、様々な提案を積極的にお願いします。会社もそれを前向きに受け容れていきます。
当社はグループ企業としてユーラステクノ株式会社、株式会社小早川鋳造所、エヌティ工業株式会社、スキタ鉄工株式会社があります。これらの企業との積極的なコラボレーションなしに、大きな成長を遂げることは不可能とまでは言いませんが、大変難しいことです。
自分(自グループ・自社)にこだわった狭い範囲でものごとを考えるのではなく、全社最適のために自分はどうするべきかという意識を持って、社員全員が持てる力を100%発揮して、その上でたくさんの立場の違う人たちが共に協力してもらえるような自由闊達(カッタツ)な組織にしていきましょう。
特にこれからの数年間で当社は大きく成長しようとしています。失敗を叱責する減点主義ではなく、成功は勿論、チャレンジそのものを評価する加点主義に切り替えていきます。
全員参加型経営と主体性を発揮する文化が浸透した姿とは
仕事の最先端にいる担当者が、即断即決が求められるような場面においては、自らの責任の下に決断・実行し、安心して上司に事後報告できるような組織のことです。
信頼関係というものは、お互いが一緒に時間を過ごすことで、自分を知ってもらうこと、相手を知ることがスタートです。お互いが心を開いて得られる信頼感は何物にも換えがたい喜びと安心感を私達にもたらしてくれます。人も企業も決して一人(単独)では生きていけませんし、幸せになれないのです。
会社をより良くしていくための互助の精神は、全員参加型経営の基本でもあり、仕事上の事は勿論、互助会の旅行やボウリング大会、納涼祭やQCC活動、社長交歓会等、すべての会社行事において求められます。