採用する人材
採用にあたっては、当社の経営理念、企業活動の目的、当社の存在意義について、よく知り、理解してくれていること。そして、その理念に共感、共鳴して、共に理想とするビジョンを達成しようという強い意思を持っていることが最低条件です。
性格でいえば、「素直で明るく、夢を持てる人」です。
「素直」であることは、人が成長するための最大要素だと考えるからです。他者からの指導や忠告を一旦は心に受け容れる素直さが、人を大きく伸ばしてくれます。また、仕事では厳しい場面も多々あります。生きていくということは、それだけで大変なことです。だからこそ、会社という組織は、辛いながらも楽しい日々を送れるように、「明るい」ということを求めています。夢や希望を持って生きて欲しい。これが当社が社員の皆さんに望んでいることです。今は夢を持っていなくてもいいのです。一緒に働いていく中で、夢を持てる人、夢を持ちたいと考えてくれる人を求めています。
理想とする人物像
当社が理想とする人材像であり、当社で高く評価される人です。
● 個性を尊重し、多様性の価値を共有できる人
● 相手の立場でものを考え、真摯に相手の話を聴き、協力できる関係性を築ける人
● 困難にも前向きに立ち向かい、粘り強く、やり切る力を持っている人
● 自ら学び、着実に力をつけていく、成長意欲のある人
● 誠実な人。裏表のない人。
● 何事に対しても「ありがとう」と言える、素直な心を持っている人
社員の持つべき意識
「関係性の思考」と「全体性の思考」です。
人は自分一人では存在できず、周囲の人との関係性によって初めて自分の存在が保証されます。また、人は誰であれ、自分を支えてくれている周囲の人との関係性が良い時に幸せを実感すると言われています。ですから、どんなに努力して成果を出す人でも、周囲の人との関係性を断ち切っていく人は決して幸せにはなれません。
「関係性の思考」とは
誰かの、あるいは組織のために役に立つことが自分の幸せにつながるという考え方のことです。
これは自分が犠牲になって、人や会社のために尽くすという事ではありません。人に尽くすことが自分の幸せと一体となり、相手の幸せの中に自分の幸せをみつけるということです。家族や周囲の人が幸せでいてくれて初めて自分も幸せになれるのです。周囲の人、会社と自分との関係性が良くなってくると、人生が本当に豊かで満たされたものになっていきます。
会社という全体は、社員という部分に支えられて存在します。そして、社員一人ひとりの中に会社全体が含まれるとしたら、それが理想的な会社です。そうなれば、小さな部分と大きな全体は対等な関係になることができます。部分(一人の社員)と全体(会社)が対等であれば、会社は全社を守るようにして一人の社員を守り、会社が社員を犠牲にしたり、社員を都合よく利用することがなくなるはずです。そして社員も全力を尽くして会社を守るのです。人間一人ひとりがバラバラではなく、組織としての目的・目標を共有することで大きな全体を構成します。そして、お互いが協力しあう事で、会社としてより大きな価値を生んでいくのです。
「全体性の思考」とは
全体(会社)を構成する部分(社員)の中に全体を含みながら、その部分(社員)が常に全体最適の視点から組織トップの立場でものを考え、自分の立場で行動する思考の事です。そうやって部分のひとつひとつが場面々々で全体の中心となり、組織の理想的な動きを引き出していくのです。